伊勢神宮(三重県)

伊勢神宮(三重県)




運気アップ: 御利益を求めるのではなく神恩感謝を伝えましょう
住所 : 三重県伊勢市豊川町279
交通 : 内宮 <近鉄>宇治山田駅からバス15分 、外宮 <JR・近鉄>伊勢市駅から徒歩5分
御祭神: 天照大御神(内宮)、豊受大御神(外宮)



こんにちは。ステラです。
今日は伊勢神宮の話をしたいと思います。
今年は式年遷宮でしたので、伊勢に詣でた人も多いのではないでしょうか。
もちろん、私もお伊勢参りに私も行ってきました。友人に声をかけたところ、希望者が多く、総勢20名という大人数での参拝になりました。

参拝に訪れた日の天気は大雨。
気温も12~13度と肌寒い中、全員正装姿です。

伊勢神宮


私は正装の上からコート着て
マフラーをしているにもかかわらず凍えるような寒さでした。

私達はまず、外宮の豊受大神宮へ行き、御神楽を奉納し、

伊勢神宮


御神楽殿で舞を見ながら、約40分、祈祷を捧げました。



神宮での祈祷「御饌(みけ)」と「神楽(かぐら)」の違い
*神宮の御祈祷は、「御饌(みけ)」と「神楽(かぐら)」に大別されます。

◇「御饌(みけ)」とは
神饌をお供えして祝詞(のりと)を奏し、
皆様のお願いごとを大御神にお取次ぎするもの。

◇「御神楽」とは
「御饌(みけ)」に雅楽を奏し、舞楽を加えて
ご神慮をお慰めし、より丁寧にご祈祷を行うもの。




この外宮の御神楽殿の渡り廊下には、大きな木があります。

伊勢神宮


雨の音を聞きながらの祈祷の最中、私はこの大きな木の存在がとても心地良く感じられました。

次に外宮の本殿へ。
雨が降っていた為、屋根のあるところで二礼二拍手一礼で参拝をしました。

その後、内宮に行く途中、お腹も空いたので、手こね寿しで食事をとって一休憩。
そして、いよいよ内宮へと向かいます。
雨は止まず、五鈴川は川の水が溢れてしまっていました。

伊勢神宮


手水舎で手と口を清め、内宮でも外宮と同じように御神楽を奉納させて頂きました。
そして夕方、8月にオープンしたばかりの宿、「伊久」へ。

伊勢神宮


廊下は全て畳の為、スリッパを履く必要もなくてラクでした。
非常に過ごしやすい宿です。

午後8時に一同、宴会場に集まり、いよいよ直会(なおらい)の始まりです。



直会(なおらい)とは?
祭りの終了後に、神前に供えた御饌御酒(みけみき)を神職をはじめ参列者の方々で戴くこと

この共食により神と人とが一体となることが、直会の根本的意義であるということができます。
簡略化されたものとして、御酒を戴くことが一般的な儀礼となっています。
神々にお供えした物を下げて戴くということは、宮中においても毎年行われる新嘗祭(にいなめさい)の際に、天皇陛下が親しく新穀を神々に捧げ、また御自らも召しあがるという儀礼に観ることができ、「神人共食」という祭りの根本的意義が示されています。
<直会の語源を「なおりあい」とする説もあります。

「なおらい」の語源は、「もとに戻る=直る」の関係を示して直会の役割を述べたものであり、直会が祭典の一部であることを指しています。

ー神社本庁ホムページ  【おまつりのいろは<直会について>】より抜粋ー




皆それぞれ好きな飲み物を選びます。
赤ワインに日本酒にビールにと飲み放題です。

伊勢神宮


こちらが料理のメニューです。

伊勢神宮


メインの料理は好きなものを選べます。

伊勢神宮


伊勢神宮

伊勢神宮

伊勢神宮

伊勢神宮

伊勢神宮

伊勢神宮

伊勢神宮


食いしん坊なので料理の写真ばかりになってしまいました。
でも本当にすべての料理が美味しいのです。
このお二人はステーキに使う岩塩をすりおろしているところ。

伊勢神宮


実はこの宿を経営している会社の会長は私の知りいなのです。
元々職人だった方なので、料理に対してもこだわりがあり高級料亭かと思う程素材が良く感動致しました。
料理を堪能しながら皆でワイワイと22時30分迄、直会を楽しみ、一日目は終了です。

翌日は昨日とはうってかわって素晴らしい天気に恵まれて、私達は宿から五十鈴川を経て、内宮へ。

伊勢神宮


この写真を見て下さい。

伊勢神宮


鳥居が太陽神の光で照らされていてまるで天照大御神が私達が来るのを喜んで迎えて下さっているかのようです。
そして、私達は、西邑先生ご指導の下、

伊勢神宮


御神楽殿で御神楽を奉納しました。

お昼はおかげ横丁で赤福のお餅をみんなで食べ

伊勢神宮


そこから名古屋へと戻り、熱田神宮へと向かったのでした。


2013.10.24         


熊野那智大社別宮飛龍神社→熊野本宮大社(和歌山県)

熊野那智大社別宮飛龍神社→熊野本宮大社(和歌山県)




 運気アップ: 「熊野那智大社別宮飛龍神社」無病息災、長寿、所願成就
        「熊野本宮大社」商売繁昌、開運招福、無病息災、交通安全、心願成就
 住所:和歌山県田辺市本宮町本宮1100
 交通: JR熱海駅から伊豆山神社までバス(伊豆山神社行、又は七尾行)で約7分
 御祭神:「熊野那智大社別宮飛龍神社」(主祭神)熊野夫須美大神
     「熊野本宮大社」(主祭神)家都美御子大神



2012年夏の熊野巡り二日目。
朝6時に目を覚まし、ホテルで食事を取って早々に那智の滝へ。熊野に来たからには熊野三山と言われる熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社には回りたいと早起きをして出発です。
那智の滝に近いホテルを取ったので、車を走らせてすぐ右側に滝が見えてきました。
日本一長い滝として知られる那智の滝は「一の滝」で、その上流の滝と合わせて那智四十八滝があり、熊野修験の修行地となっています。

熊野那智大社別宮飛龍神社


実際に目にしてみると、その滝の姿は圧巻そのもの。
こんなに長い滝は今までに見たことがありません。
車を止め、滝の近くまで歩いている間も、天を眺めるような気持ちで滝を見上げていました。

熊野那智大社別宮飛龍神社


石段を約200メートル下り、大滝前の広場に到着です。
大滝の手前には「熊野那智大社別宮飛龍神社」と記された鳥居があります。

熊野那智大社別宮飛龍神社


社殿はなく、滝そのものがご神体で飛龍権現と呼ばれた神の御座所でもあります。
ここ那智の滝には、龍が眠っていると言われています。
私が撮影した写真には龍の姿がしっかりと写っていました。
それがこの写真です。

熊野那智大社別宮飛龍神社


滝の下の方をよく見ると、
龍が顔を出しているのが見えています。

私たちはこの後、10時に熊野本宮大社で九鬼宮司様との約束があったため、残念なことに那智の滝には10分程しかいられませんでした。
那智の滝で御朱印を頂いた後、何度も滝を振り返りながら、車に乗って熊野本宮へ。

勝浦ホテルからは40分程の距離と聞いていたので、すぐに到着するだろうとナビに「熊野大社」を設定。目的地までの930キロ、到着時間11時30分と表示されましたが、エラーかな、という軽い気持ちでそのまま発車。しかし、なにか変だと改めて見ると、行き先が「出雲の熊野大社」に。
「熊野本宮大社」と入れないといけなかったのですね。
焦りながら慌ててユーターンし、正しい道へ。到着したのは10時10分。
約束時間を10分もオーバーしています。

宮司様をお待たせするわけには行かないと、延々と続く階段を、息を切らしながら駆けあがりました。

熊野大社

熊野大社

熊野大社

熊野大社

熊野大社

熊野大社       熊野大社

熊野大社


約束の場所についたのが10時25分頃。
宮司様は、本社でのお仕事があったため、すでにそちらに向かわれたとのことでした。
本当に申し訳ないことをしたと、その場で20分ほど待ち、ようやく九鬼宮司様と対面することができました。

熊野大社

熊野大社


当初は15分のお約束でしたが、私が家計図と、別当湛増が先祖であることをお伝えしたら話がぱっと盛り上がり、何と貴重なお時間を1時間30分も使って頂くことに。
恐縮することに、帰り際には手土産まで用意していただき、本当に感謝の言葉もありません。
宮司さまとのお話の内容はここでは書けませんが、非常に密な会話を交わし、私にとって、とても有意義な一時となりました。

帰り際に宮司様が本社で玉串奉奠をやりましょうと、嬉しい申し出が。
私達のために特別に奥のドアを開けてくださり、スサノオのミコトの本社での玉串奉奠をさせて頂くことになったのです。

熊野大社


前日、闘鶏神社で玉串奉奠をさせていただき、
その翌日には熊野本宮大社での玉串奉奠です。

熊野大社


私と友達はあまりのサプライズに感謝感激!

外での暑い陽射しの中でとり行われたので太陽の光が私の額や顔をサンサンと照らしていましたが、精神を集中させていくと、外的な暑さは気にならなくなります。
熊野の自然のエネルギーと、龍の壮大なエネルギーを下から感じて気が引き締まっていくのをひしひしと感じ、燃え盛る炎のようなパワーが私の意欲に火をつけてくれました。

熊野本宮大社では鬼門の方位に、丑寅の御札が売られていたので、その御札を6つほど買い、御朱印もさせていただきました。
すべてを済ませて、時計を見るともう午後3時近く。気付かないうちにかなりの時間が経過していました。
帰りは関西空港から東京へ戻らなくてはならないため、早くしないと帰りの飛行機に間にあいません。
本当は、熊野の速玉神社を訪れる予定が入っていましたが全部キャンセルし、後ろ髪を引かれる思いで関空へと向かったのです。

私は今回のこの旅で、熊野のエネルギーを全身全霊で感じ、原点回帰のエネルギーをいただいたような気がします。
また熊野を回るには1泊2日では足りないことも実感。せめて2泊3日、十分な時間を用意して訪れたい場所です。


2012.08.03