占い師としての人生と占星術

占い師としての人生と占星術


こんにちは。ステラ薫子です。
今回は2013年の夏について話したいと思います。
皆さんはこの暑い夏をどのように過ごされていますか?
私はこの夏、海外と日本を、行ったり来たりの生活をしています。
思い返せば、週の半分程は韓国で過ごしていたと思います。

火曜日から金曜日のお昼までは日本、金曜日の夕方から月曜日までは韓国。
その途中、訪中するなど忙しい日々でした。

夏も終わりに近づきましたが、私の状態は変わることなく、
今週の土曜日からはまた韓国へ行くスケジュールが入っています。
大変そうと思われるかもしれませんが、実は海外を訪れることはリラックスタイムでもあるのです。
占い師として活動し始めてから私の周りには常に沢山の人がいます。
相談を受けたり、一緒に仕事をしたり、助けてもらったり・・・。
私は、沢山の人に支えられながら今日まで生きて来たのです。

でも、1日は24時間しかありません。
朝起きて出勤し、夜自宅に帰るまで、そのほとんどの時間を人と一緒に過ごします。
私が何かを考えるとか研究するという時間が全くありません。そういった毎日を20数年過ごしてきました。

しかし、海外にいくと環境がガラリと変わります。
韓国でペガサスのような雲を見つけて感銘を受けたり、

韓国


美味しいものを食べたり、

韓国


景福宮に行ったり…。

韓国


一人になり、自由気ままに過ごすことができます。
これが私の唯一のリラックスタイム!
こういう時間を過ごしていると、突然、アイデアが閃くことがあります。
インスピレーションが鋭くなるのでしょうか?
そして、この発想の時間が欲しいがために私は韓国に行くとお寺巡り、仏像巡りに出かけてしまうのです。

弥勒菩薩様のお顔を眺めながら

弥勒菩薩


無になった瞬間にメッセージがおりてきます。
私はせっかちな性格ですからそのメッセージが降りるとすぐに家に戻り、
ノートを広げメッセージの内容を書き始めます。考えに耽ることができる大切な時間です。

最近では占星術における「相性」というものが気になってきました。
今までは自分の運勢や、ミッドポイントによる運気を重視して来た私ですが、
やはり、人は一人では生きて行けないその思いに行きついたのです。
人は誰かと共に歩き、誰かと共に会社を作り、営業し人生の成功を得ていくものです。

占星術で一番大事なものは潜在的な先天的宿命運。
これは変えることができないもの。

そして、次に大事なものは
その人の持っている後天的運命です。

「宿命は変えられないけれど、運命は変えることができる。」

いつも私はそう言っています。
運命を変えるために、風水を利用して環境を整えたり、旅行に行くことも効果はありますが、やはり重要なのは一緒にいる「人」なのです。
宿命的な相性というものがあります。
例として私と母の場合を考えてみましょう。

たとえば、私と母の相性が私からは60点で母からは85点だとします。
それは変えられないものです。

しかし分析を重ねると、
私は母に支えられる相性であるとか、こういった出来事がおこったときは、反対に私が母を支えるとうまくいく、果てはこの年は、こういったスタンスで付き合うと母子の関係がうまくいく、ということまで研究することができるのです。

これに後天的相性、つまり今後の二人の相性を組み合わせてこの人とは将来どうなるのか?という事をしっかりと考え、よくなるほうへと進む道を模索していけば、人生は成功へと導かれます。

ビジネスコンサルをしているうちに、運気だけでなく、人と人との相性がとても大切であることを痛切に感じている今日この頃です。

この相性の占術は私の頭の中でほぼ完成し体系として今作っている最中です。
近いうちにこの占術を使ってなにかできれば、と考えています。


2013.08.24         


ミッドポイント占星術

ミッドポイント占星術


ステラ薫子です。
今回は占いの話をしたいと思います。

私が主に使っている占法はタロットとミッドポイント占星術です。
タロットに関しては占い好きの方はよくご存知ですが、ミッドポイント占星術とはなんですか?という質問をよく受けます。 今回はそのミッドポイント占星術について話したいと思います。

私が占いを始めたのは14歳のとき。
そのときから数えると、かれこれもう約40年近くの占い歴になります。
当初はタロットからはじまりましたが、占いへの探究心は尽きることなく、23歳の時にその当時の占星術の大家、門馬寛明(もんま かんめい)先生、潮島郁幸(しおじまゆうこう)先生と出会い、占星術を学びました。
そして25歳の時に、科学者、哲学者、学者でもあられる占星術の大家石川源晃(いしかわ げんこう)先生に出会ったのが、今日の私をつくりあげたのだと言えます。

彼は色々な特許を持ち、フロリダやアメリカで開かれた占星術の大会では貴重な研究結果を発表をし、日本の占星術の先駆者的存在として注目されてきた方です。
その大先生である石川先生から、私はある占法を学びました。
ハーフサムと呼ばれる占法です。

一般の占星術は相談者の生年月日からホロスコープを作成し、生まれ持った気性や宿命を導きだしたり、天体の角度によって将来なにがおきるのかを占います。
しかし、そのハーフサムでは一般の占星術ではなかなか知る事の出来ない運命の時を占うことができるのです。いつごろにどんなことが起きるのか、運勢をピンポイントで当てていく占術です。

これは私にとって衝撃でした。
私はこれをミッドポイント占星術と呼び、ぜひ習得したいと石川先生に2年師事しました。
その時先生からこう言われました。

「ステラさん、あなたは小さい頃から色々な方を沢山占って来たね。僕は研究家なので、例えばボイドタイムだったらボイドの時に飛行機事故が本当におきるのか?ということについて過去の歴史などを基に検証を続けてきた。そしてミッドポイントや石川調波も独自で研究し、発表してきた。あなたも研究熱心だけど、研究者である僕と少し考え方が違う。あなたの中で一番大切なのは実践すること。実際に占うときに使うなら、という考えが常にあるんだね」
私は今でも覚えています。

石川先生から学んでいるとき、先生のやり方を模倣するのではなく、ミッドポイントの軸に対しても私は実践でこう読みたい!と主張してきました。
当時の私はまだ26歳で、先生からすると小娘のようなもの。
大先生にむかって大それたことをしていたのですね。
28歳の時に先生の勉強を終えたとき、ステラさんはいずれこの占術を使っていろんな人を占って幸せに導いてほしいというお言葉を最後に頂きました。そして、それ以来お会いする事はなかったのです。

それから約25年近く私はこの石川先生から教えていただいた手法から一人でコツコツと、オリジナルのプログラムを作成したのが、このミッドポイント占星術でありステラタロットでした。
私の占い方法は、まずミッドポイント占星術で相談者の運命の流れを見て、運命の出来事が起こる時期をピンポイントで指摘していきます。
そしてその後、その運命の出来事が訪れたとき、どういう行動をすればいいのか、タロットで占うのです。
占い師とは、人が悩んでいる事にアドバイスをし、解決に導くために相談者の背中をそっと押して上げる存在。
タロットカードで言えば「隠者」のようなものだと、私は言い続けています。

隠者


しかし、タロットだけではわかりきれないものもあります。
それは運命のリズム。

人には、その人が持って生まれた運命のリズムというのがあります。
私は今までに何千人と占って来た中でこの占星術で導き出した天体のリズムが実際に人に強い影響を与えるものなのだということを経験的に知っています。
そして宿命のリズムを解き明かしたのがこのミッドポイント占星術なのです。
過去にこの人がどんな運命を生きてきたのか、そしてこれからどんな運命が待ち受けているのか、それを調べることができる占術です。

この占星術は月の運勢、年の運勢は勿論のこと毎日の運勢を見ることも出来るし、2時間おきの運の流れも見ることができる。
10分以内という短い単位でも可能なのです。
その時に運命の流れを見て、どう行動し、決断していくかを具体的にタロットで占う。
これが、ステラ流の鑑定です。

最近は私の弟子達にも私が35年間やってきた占いの手法を一人でも多く教えたいと思い、ミッドポイント占星術講座を開いています。
このミッドポイント占星術は太陽から冥王星+ドラゴンヘッドまでの46の惑星の2つの軸の中間点にある惑星が入った時にある事がおきるということを主流にした占星術の新しい技法です。
ちょっと難しいですね。
相談者には契約やギャンブルに適した日、ひとめぼれしやすい日、または、別れの日ですとか、わかりやすい言葉で説明しています。

私の携帯電話のコンテンツ「ステラ薫子・幸せ革命」の中にもこの技法が入っています。

ステラ薫子・幸せ革命


是非、あなたの運命を調べてみてください。

ミッドポイント占星術は学術的で統計的なものですから、占い師の体調とは関係なく占うことができます。
私はこれをもっともっとみなさまに使っていただきたいので今後も講座を続けていく予定です。
そして、講座を受けた受講生がこれを使って人を救えるような占い師として成長していけるように、支えていきたいなと思います。


2013.07.12